ケンブリッジ駐妻生活

社会人生活を経て心理学の大学院留学、イギリスでの出産、育児、ケンブリッジ周辺での生活記録になればと思っています

VISA申請 ~Tier5(dependant)取得までの道のり~

※2020年9月現在のお話です。VISAの申請は年々変化があるので、必ず申し込みサイトを熟読してください。Welcome to GOV.UK

 

VISA申請に関して、皆さん不安が多いと思います。失敗して、VISAが取得できなかったら、、、と。

 

忘れないうちに、VISA申請(Tier5 dependant)に関する流れを記録したいと思います。

 

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【取得の背景】

2020年8月末、9月から始まる予定のPre-sessional(大学院準備コース)の詳細がようやく確定しました。

しかし、オンライン開催が決定しTier4ビザは、大学院本コースの入学まで出せない、と言われてしまったのです。。。

旦那は9月末~10月中旬渡航が確定したので、このままでは旦那と同じタイミングでイギリスに行けないとなり、急遽大学からの勧めでTier5 dependant のビザ取得を決めました。

※Tie5 dependantでも大学に行けるみたいということは初めて知りました(ビザ的には)。現在駐在妻の方も、相談してみたら、大学院に行く、という道があるかもしれません。

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【取得の流れ】

登録~申請まで1か月以内で完了できました。

※優先サービス(3万1000円程度/1人)の追加料金の効果があったみたいです。

通常のモードだと申請~取得までに3週間から1か月程度かかるそうです。渡航まで時間がある方は良いですが、高いですが、状況では止むを得ず。

①2020年9月頭(取得に イギリスのVISA申請等に関する公式サイト「Gov.uk」を確認、必要書類の確保       

Welcome to GOV.UK

②上記GOV.UKから申請を行う (GWFという重要な個人コードが発行されます)

③各日本のビザセンター(東京と大阪の二拠点)から予約を行う

トップページ

https://www.vfsglobal.co.uk/jp/ja#latest-updates_o=Article%20Date,Descending

新規会員登録画面

https://visa.vfsglobal.com/jpn/en/gbr/login 

 ※提出書類のスキャンなどの指示がここであります

④当日指定のVISAセンターへ行く

⑤審査完了後メールが届き、受け取る

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補足① ビザ申請に必要な書類の確認

 

Gov.ukのサイトを確認してください。下記のようなガイダンスのPDFがあるので、一応必要なところを読むことをお勧めします。(※わかりづらいので、注意)

www.gov.uk

ただ、Tier5(dependant)の申請の参考として、下記のブログさんを参考にさせて頂きました。必要書類の準備と手続き、大変わかりやすいです。

www.edinburghpotato.net

[注意点:2020年9月現在]

上記ブログに記載の内容から、最終的に必要だった書類が少なくても大丈夫でした。

その点を踏まえ、下記に私のケースでの必要書類をまとめますので、ご確認ください。

 

当日持参の必要基本書類

① 戸籍謄本(3ヶ月以内に発行されたもの)などの家族である証明書類と英訳書

② 資金証明書(VISA申請1か月以内から90日以上の資金証明書)と英訳書

③ VISA申請予約用紙(ビザオンラインでフォームに入力後、印刷・持参の指示があるもの)

④現在有効なパスポート (目安としてできれば残存期間が申請当日より6ヶ月以上あるものが望ましい)

 

以上です。こんなに少なくて大丈夫か?と思いましたが大丈夫でした。

ただ、下記は押さえておいた方が良いと思います。

 


※パスポートのコピーは必ず取っておきましょう
(→特にVISAセンターで直接パスポート返却受け取りする場合は、必要になります

古いパスポートの提出はありませんが、ビザの申請登録時に過去の渡航歴を記載していくので、準備は必要です。

 

※①戸籍謄本・英訳書と②資金証明書・英訳書は、日本のビザセンター予約サイトWEBからアップロードが必要です

また、各々のコピーは一応とりました
 →当日VISAセンターでもスキャンをしてくれますが、追加料金が発生する可能性があります。
  正常にアップされているか程度の確認はあります。

※Tie5本人の資金証明はいらないケースがありますが、(うちも大学が保証してくれるそうで必要なさそうでした)、嫁や子供などのdependantsの分まで補償してくれない可能性が高いので、dependantsのVISA申請は資金証明書を発行してしまうのが楽かとは思います。(節約したい方は受け入れ機関に要相談)


※顔写真(縦〇cm×横〇cm)は現在いらないそうです(当日指紋採取と顔写真撮影があります)
 →当日の顔写真撮影で面白かったのは、「カラコンを撮影時にお取りください」という指示書きです。
  確かに目の虹彩のパターンも個人差があるそうで、本人確認認証に使われているようですね。
  一応洗浄液と仮ケースみたいのは置いてありました。

 

※Tier5のdepandant の語学証明はいりません

※Tie5の大元(私の場合は旦那)のパスポートのコピーやGWFのNo.や書類は必要ありませんでした

ただし、Gov.uk予約時に必要になります。

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補足② 戸籍謄本と資金証明書の取り寄せ、英訳書の依頼

 

必ず書類は英訳書のものをつけることが必要となります。

・戸籍謄本は区役所で即日発行後、翻訳会社さんに提出しました。

・資金証明書は注意が必要で、「残高証明書」ではなく、「通帳のコピーのような過去の出入金の証明書」が必要です。90日間お金が一定額以上入っている証明が必要で、夫+妻で£1,500程度必要でした。(※世帯によって異なるので、Gov.ukを確認してください)こちらも、翻訳会社さんに提出しました。

 ※銀行の窓口で聞いたところ、知らない人も多かったので、直接大元のコールセンター等に問い合わせ、手続きするのが良いと思います。

 

翻訳会社さんはいくつかありますが、「くまざさ」さんがおすすめです。

english-cvs.kumazasa.co.jp

一番安く見積り~お届けまで2日程度で英訳書を作成頂いたのと、原稿はPDFでの提出、ととても楽でした。

 

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補足③ Gov.ukのdependantの申請サイト

 

これを見つけるのに1時間かかりました。わかりにくい。

一応リンクを貼っておきます。

 

1.まず、Tier5のサイトにアクセスhttps://www.gov.uk/tier-5-international-agreement

f:id:Bosakura:20200926135847p:plain

 

2.スクロールでfamily memmbersをアクセス

f:id:Bosakura:20200926135939p:plain

 

3.このサイトにジャンプするので、https://www.gov.uk/tier-5-international-agreement/family-members 

さらにスクロールして下記のリンクを探し、申請スタート

f:id:Bosakura:20200926140107p:plain

 

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補足④ プレミアムサービスについて

 

個人の采配により、選択すればよいと思いますが、

優先サービス(3万1000円/人) 

VISAの審査~承認までを予定より早く進めてくれるサービスです。必ずしも早いことは保証されていないそうですが、私は結果論的に効果があり、

つけてよかったと思いました。


郵送サービス(1800円/人)

東京や大阪への交通費が高い人、取りに行くのが面倒な人はおすすめです。また、土日でも自宅に届くので、とにかく早くパスポートが返却されたい人にもおすすめです。

 

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ということで、ついに渡航が現実的になってきました。

大学院の留学準備コース(Pre-sessional)の方もスタートし、課題に追われていて全く片付けができていないのですが、頑張りたいと思います。